【コスパ最強】SLX BFS おかっぱり最強のベイトフィネスリールをベアリングカスタム

ベイトリール

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シマノの低価格リールのSLXシリーズからついにベイトフィネス(BFS)モデルが発売されました。

SLXシリーズは元々海外で発売されていたモデルで、国内でもすでにSLX MGL、SLX DCなどが発売されており、実績あるコストパフォーマンスシリーズになります。

これからベイトフィネスを始める方、おかっぱり中心の方に、とてもおすすめなコストパフォーマンスを発揮していますので、今回はこのSLX BFSを紹介します。

SLX BFS基本スペック

SLX BFS 基本スペック
シマノ

ラインナップはノーマルギアとハイギアがそれぞれ右と左ハンドルの計4タイプになります。

ハイギアモデルのハンドル1回転あたりの巻き取り量は82cmで、スプールの糸巻き量も8lbで45mとなっています。

フィネス利用においては申し分なく、軽いプラグなどを利用した巻く釣りも可能なスペックになっているため、おかっぱりでの利用には最適なリールになっています。

FTB(Finesse Tune Brake system)

軽量ルアーのピッチング性能を上げるには、スプールの軽量化が大きな課題。従来はスプールにブランキングなどをして軽量化を図ってきましたが、ブレーキユニットが付属している限りは限界がありました。シマノが独自に開発したFTBは、スプールからブレーキユニットをなくすことで、軽量のスプール開発に成功。スプールに直接マグネットブレーキをかける、今までにないブレーキシステムです。

シマノ

自重170gの軽量モデル

20メタニウムで175g、上位機種に当たるスコーピオンBFSが165gとなっており、SLX BFSは十分に軽いボディーに仕上がっています。

参考ですが、アルデバラン BFSは圧倒的に軽量な130gとなっています。

自重は軽ければ全て良いと言うわけではなく、ある程度の重さがあった方が、重厚感と言うか、安心感を得られるケースもあります。

これは人それぞれの好みやスタイルによって異なると思います。

今回のSLX BFSについては、重くはないものの、適度な重さを感じることができ、しっかりしたキャスト感を感じることができます。

これにより、幅広い軽量プラグを扱うのに長けているモデルになっていると思います。

エキサイティングドラグサウンド

SLX BFSはドラグサウンド機構が搭載されており、糸が引き出される際にクリック音が発せられます。

細いラインを利用するスピニングリールでは、スプールが回転していることを目で見てドラグ状況を把握することができるのですが、ベイトリールではなかなかドラグ状況を把握することが構造上難しくなっています。

このSLX BFSはドラグ音がすることで、ドラグ状況を音で把握することができ、安心したファイトを展開することができます。

ベアリング追加カスタム

SLX BFSではベアリング追加できるポイントはハンドルノブとウォームシャフトがあります。

ウォームシャフトへのベアリング追加は、ある程度リールをバラしたことがある方や、そう言った作業が得意な方なら良いですが、初心者の方には少し難しいと思います。

ハンドルノブにベアリング追加するだけで、巻き心地を向上させることは十分できますので、今回はハンドルノブへのベアリング追加を紹介します。

ハンドルノブは、片方につきプラスチック製のカラー2つ、計4つをベアリングに交換するだけの作業で完了するので、とてもシンプルです。

利用するベアリングは740(内径4mm×外径7mm×幅2.5mm)というサイズになります。これは大抵のリールでこのサイズが採用されていますし、今後のメンテナンスで交換することも必要なので、安くまとめて購入しておくことをおすすめします。

1.ハンドルノブのキャップを取り外す

キャップは専用リムーバーを利用するのもありますが、指で徐々にずらしていけば、簡単に外すことができます。

2.ネジを外しパーツをハンドルから外します

ネジを外したら、ハンドルについているノブを外します。

この時、ハンドルノブの外側に白いプラスチックカラーがついていますので、これをピンセットなどで、ハンドルノブから外します。

3.ベアリング のグリスアップ

ここで交換するベアリング のグリスアップを行います。

淡水利用の方には、ここでポイントを紹介!

巻き心地を維持しながらも、水からベアリングを守るために、

ハンドルノブの根本のベアリングはグリスハンドルノブ外側のベアリングはオイルを塗ってください。

これは、根本側は水がかかる可能性が高いのですが、外側はキャップもあり、水がかかる確率が低いため、オイルでも十分役目を果たすことができます。

この使い分けにより両者グリスを使うよりも、巻き心地を低下させず、両者オイルを使うよりもベアリングを守る効果も高いと一石二鳥のメンテナンス方法となります。

ベアリングへの中油はベアリングフレッシュを利用するときちんと中まで注油することが可能です。

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4.外した順番と逆に戻していく

先ほど外したプラスチックカラーの代わりに、注油したベアリングをハンドルノブにセットして、あとは外した順番とは逆にハンドルへパーツを戻して終了です。

最後に

SLX BFSは低価格リールであるにもかかわらず、とても使いやすくおかっぱりバサーには最適な仕上がりになっています。

ベアリングを追加するだけで簡単に巻き感も向上し、上位機種とも肉薄なフィーリングに仕上がりますので、是非皆さんも試してみてください。

シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 SLX BFS(ベイトフィネスモデル)
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