リールのハンドルカスタムはかっこいいですよね!?
私はベイトリールのハンドルカスタムは見た目をカッコよくするためのドレスアップ的な要素で考えていました。
しかし、実際にハンドルを交換してみると、見た目はもちろんカッコよくなりましたが、それだけじゃなく、機能面でのメリットもありましたので、その紹介をしたいと思います。
なぜハンドルカスタムをするのか
皆さまはリールのハンドルカスタムをどのように考えているでしょうか?
多くの方は見た目がかっこよくなるドレスアップカスタムだと思うのではないでしょうか?
実際ハンドルを変えることは、その他スプールを変えるなどのカスタムより確実に見た目をカッコよくしてくれると思います。
また、趣味としても、やはりリールに対するコレクション欲、カスタム欲を掻き立てるアイテムであるとも思います。
筆者もハンドルカスタムをするまでは、完全に趣味として見た目重視で考えていました。
ハンドルの長さによる影響
最近では100mmなどロングハンドルなども珍しくなくなっていますが、ハンドルを交換する際は、ハンドルの長さも変えることが多いと思います。
基本はノーマルのハンドル長が、そのリールに対し最適化されているので、長さを変えなければ、使用感を著しく変えてしまうことはありません。
しかし、好みや利用目的に合わせてハンドルの長さを変更することで、リールの使いやすさが一段あがります。
ハンドルを長くするとパワーが増す
ハンドルは長くすると、巻感が軽くなり、結果パワーを得やすくなります。
ハンドルノブからハンドル中心までの距離が長ければ長いほど、小さい力で巻くことができるようになります。
その反面、力が強くなってしまうため、小さな引っかかりなどの繊細な情報を感じにくくなってしまうデメリットがあります。
向いている利用用途としては、ビックベイトやトップウォーターゲーム、またカバー打ちなど力強く引き抜く場面などでは重宝するハンドルかと思います。
繊細な釣りには短いハンドル
短いハンドルは巻感は重くなります。つまり、短いハンドルは繊細な巻、感覚重視な釣りに適しています。
ハンドルを回すのに力が力が必要となり、少しの違和感や引っ掛かりなどを把握しやすくなります。クランクベイトなど巻きながら、ボトムを感じ取ったり、ルアーの動きを感じることができるでしょう。
ハンドルとギア比の関係は密接なため、厳密にはハンドルの長さだけでなく、ギア比にも影響してきますが、短いハンドルでは回転半径が小さく、手の回転距離が短くなることから、速巻きを行う場合では有利になります。
近場のポイントを手返しよく探る釣りなどでは、短めのハンドルの方がむいています。
ハンドルカスタムの効果
ハンドルをカスタムして得られる効果はありますが、正直素人レベルのバサーにとっては、釣りの釣果に影響するほどの違いを感じることはないと言えます。
もちろん、上記で述べたような違いを感じることはできると思いますが、それがそのまま釣果に繋がることは残念ながらないに等しいです。
もちろんプロレベルのバサーであれば、釣果に影響する問題ではありますが、素人レベルではそもそもの他の要素のブレが大きいため、直接釣果への影響が出ません。
やっぱり一番は見た目
しかし、やはり趣味で釣りを行っているので、リールカスタムはやはりモチベーションアップにも繋がり、見た目重視でカスタムを楽しむのはおすすめです。
リールをカスタムするだけで、リールに対する愛着がグッと増します。
是非みなさんもハンドルカスタムしてみてください。