DAIWAのコスパ最高のバスロッド ブレイゾンが進化しました。
ブレイゾンは1万円代の価格帯ながら、上位機種でも採用される技術や、DAIWA初採用のカーボンモノコックを搭載するハイコストパフォーマンスのロッドです。
この記事では、見た目も機能も抜群に良い21ブレイゾンを紹介します。
21ブレイゾン 基本スペック
ブレイゾンのラインナップはスピニング6機種、ベイト10機種、それぞれグリップジョイントの1ピースとセンターカットの2ピースがあり、合計32機種そろっています。
※2022年2月
さらにソリッドティップモデルが8種類追加になり、現在では計40種類となっています。
・グリップジョイント1ピース ベイトロッド:10本
・グリップジョイント1ピース スピニングロッド:6本
・センターカット2ピース ベイトロッド:10本
・センターカット2ピース スピニングロッド:6本
・ソリッドティップモデル:8本
ブレイゾンだけで様々なターゲット、釣り方で使えるバーサタイルなルアーロッドとなっています。
高価なバーサタイルロッド1本で様々な釣り方をカバーするやり方もありますが、コスパロッドを利用し、釣り方に合わせロッドを揃える方が、より快適に釣りをすることが可能です。
一般バサーはセンターカット 2ピースロッドがおすすめ
1ピースロッドを買って後から後悔する人も多いですが、一般のバサーは間違いなくセンターカット2ピースモデルをおすすめします。
1ピースロッドの方が、極力つなぎ目を無くしている分、強度や感度がセンターカットより良いとされていますが、最近では技術の進歩により、センターカットの場合であっても、単体では違いがわからなくなってきています。
もちろん、突き詰めれば1ピースロッドの方が良い点は多いと思いますが、一般的なバサーにとっては、そこまで違いを把握しながら、釣果にその性能差を反映することは難しいのが実態です。
また、一番の問題だと考えているのが、釣りをしている時以外に破損する確率が1ピースロッドの方が格段に高い点です。
釣りをしている際に限って言えば、1ピースロッドの方が優れていることもありますが、その他の運搬や管理、保管なども含めて考えると、一般の方にとっては1ピースロッドはデメリットの方が多くなります。
1ピースとセンターカット2ピースで釣果に差が出るのは、上級者のみです。
この点はよく考えて、モデル選択をするようにしてください。
1ピースロッドの場合、性能ではセンターカット2ピースロッドに勝るが、運搬、管理、保管まで含めて評価すると、一般バサーにとってはデメリットの方が多くなる。
ブレイゾンの機能はコスパ重視
カーボンモノコックリアグリップ
21ブレンゾンに採用されている技術で一番の目玉はDAIWAでは初採用となる、カーボンモノコックリアグリップです。
カーボンモノコックはカーボン素材を使い強度を持ちながら、中を空洞化し、振動を増幅することで感度を増すことができる技術です。
確実に競合するロッドを意識しての採用だと思いますが、このカーボンモノコックによって、この価格帯では素晴らしい感度を得ることができ、さらに見た目がものすごくカッコよく仕上がっています。
エアセンサーシート
リールシートにカーボンファイバー素材を使い、用途に応じて専用設計することで従来のリールシートより軽量化・高強度・高感度を実現しています。
これまでは上位機種にしか採用されていなかったのですが、この21ブレイゾンにも採用されるようになりました。
リールシートはロッドの操作性に影響を与えます。ロッドはリールシートを持って操作するのですが、リールシートがしっかりしていないと、ねじれやブレを感じて、操作にストレスを感じることがあります。
エアセンサーシートが採用されることで、わかりやすく使用感が格段に向上します。
その他HVFやブレーディングXも採用され、価格に対しての性能は確実に高くなっています。
21ブレイゾンの使用感 インプレッション
ブレイゾンは他の同価格帯ロッドと比較して、固めというのが印象です。
数値で見るとカーボン含有量が比較的少なくなっているので、少しだるい感じを予想していたのですが、しっかりと硬さを感じる仕上がりになっていました。
エアセンサーシートが大きく影響しているのではないかと思います。
そして見た目がかなりカッコよく、使っていて気持ちがよくなりました。
最近赤黒のモデルが多かったため、どうしてもそのカラーリングを見るとダサさを感じていたのですが、この黒にコルクグリップ、そしてリアグリップに引き締まった印象を与えるカーボンモノコック。
使っていて見た目も性能も上位機種を使っているような感覚になれます。
21ブレイゾン おすすめの番手
21ブレイゾン C610M-2
ベイトロッドのバーサタイルモデルで、この番手さえ持っていれば大抵の釣りはカバーできるため、初心者の方や迷っている方はこの番手を買っておけば間違いありません。
21ブレイゾン C610MH-2
ベイトロッドのハードバーサタイルモデル
ラバージグやスピナーベイトなど抵抗が強いルアーに最適です。
21ブレイゾン C611H-2・SB
スイムベイトに特化したロッドですが、おかっぱりから遠投の巻きの釣りにもおすすめで、ビッグベイトも投げられるモデルになっています。
21ブレイゾン S64L-2
スピニングモデルの中で一番の人気番手となるモデルです。バーサタイルにスピニングタックルの醍醐味を全て体感できる番手で、迷ったらこの番手を買っておけば間違いありません。
21ブレイゾン S68MH-2
S68MH-2はこの価格帯のスピニングロッドには珍しいくらいの硬さのロッドになっており、パワーフィネスに最適な番手となっています。
まとめ
21ブレイゾンは間違いなく最近で一番おすすめできるロッドだと思っています。カタログとしてのスペック以上に使用した時の”しっくり感”が良いと思います。
そして何よりも見た目がかっこいい。
価格帯も手を出しやすい値段なので、これは是非みなさん試して欲しいロッドだと思います。