アブガルシアから人気のRevoシリーズにRevo5 Xが登場
Revoシリーズは比較的低価格でありながら、価格以上の性能を搭載しているアブガルシアで人気のシリーズで、Revo5 Xはほぼ1万円で購入することが可能です。
この記事では、Revo5 Xの魅力やおすすめの利用用途を紹介します。
レボ5 X基本スペック
モデルラインナップはギア比3種類とそれぞれ右左ハンドルの違いによる6種類となっています。
ギア比はパワフルな5.4から7.3となっていますが、一番のおすすめモデルはやはりバーサタイルに使うことができるギア比7.3のモデルです。最近の傾向からも個人的にはもう少しハイギアでも良かったのではと思いますが、7.3でも快適に使うことが可能です。
このRevo5は204gの自重、コンパクトなボディーとなっているため、とても扱いやすいスタイルに仕上がっています。ただ、以前のモデルでももっと軽量なモデルもあったので、もう少し軽量化されていると良かったかなと思います。
ラインキャパも16lbで100mと最も使いやすい仕様になっています。
Revo5 Xは淡水だけではなく海水でも利用できるため、シーバスなどにも使え、幅広い釣りで活躍できます。
軽量で強いC6カーボンフレーム
レボ5Xに採用されるC6カーボンフレームはアブガルシアが独自に開発した素材で、カーボン繊維で強化されたエンジニアプラスチックであり、強度と耐久性を犠牲にすることなく大幅な軽量化を実現しています。
このフレームもドラグ力9.1kgの性能を十分に活かすことができる要因となっています。
バーサタイルに最適なφ33mmスプール
スプールは外径33mm、幅22mmのスプールが採用されており、幅広い釣りに対応することができます。
スプール径は小さいと、回転初動に必要な力が小さくて済むため、より軽いルアーを投げることが可能になりますが、その分スプールの回転慣性が落ちるため、飛距離を出すことが難しくなります。
一方スプール径が大きいと、初速を出すまでに力が必要になりますが、一回回り出すとその慣性により、最後まで飛距離を伸ばすことが可能になります。
この33mm径スプールは小径寄りのサイズに位置しますが、十分な大きさもあるため、幅広いルアーサイズを快適に扱うことが可能になります。
このサイズのおかげで、おかっぱりではこのタックル1本で多くの釣りを対応することができるでしょう。
MagTraxブレーキシステム
アブガルシアのリールはこれまでもマグネットブレーキをメインで採用してきているため、マグネットブレーキ性能は高いレベルを維持しています。
Revo5 Xはバーサタイルに比較的軽いルアーからビッグベイトまでも扱えるセッティングとなっているため、マグネットブレーキとの相性がとてもよくなっています。
標準でマグネットは5個ついていますが、これまでもそうでしたが、自分の好みに合わせてマグネットの数を変えたり、マグネット自体の強度を変えたりと、カスタマイズも可能です。
遠心ブレーキは回転の後半で遠心力が弱くなるため、ブレーキも弱くなり空気抵抗の大きいルアーではバックラッシュする可能性が高くなるのですが、マグネットブレーキは最後まで一定でブレーキーをかけることができるため、ビッグベイトやスピナーベイトなど空気抵抗が大きいルアーには最適です。
淡水も海も使えるコスパ最高のベイトフィネスリール
Revo5 Xは淡水でのバスフィッシングだけでなく、海でのシーバスやロックフィッシュなど様々な釣りに使うことができます。
そんな1台でなんでもこなせるリールがほぼ1万円で購入することができるので、コストパフォーマンスはかなり高いものに仕上がっていると言えるでしょう。
初心者の方にはもちろん、経験者の方へも目的に合わせたタックル追加にも最適なリールになっています。