DAIWAの新コンセプト!スティーズCT SV TW

ベイトリール

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新コンセプトであるCT(コンパクト&タフ)を採用したDaiwaのフラッグシップモデル。30mmスプールを採用しフィネススタイルでの快適性に寄せたスペックになっています。今回はこのDaiwaの新コンセプトと共に2019スティーズの何が凄いのか、どう使うか考えて行きたいと思います。
 

新コンセプトCT

CT(COMPACT&TOUGH)SVスプール初搭載の次世代スタンダード

スプール径はご存知30mm!バス用ベイトにおいて最小径クラスのスプールサイズになっています。

この結果、軽量ルアーのキャスティング性能が大きく向上しています。

また、スプール径が小さくなることで、スプール強度も増しているそうです。

スプール径が小さくなるとその分力の分散効率がよくなります。イメージとしては鶏の卵のように点でちからを加えると弱いが、手で覆って多くの面に力をかけると割れにくい原理と同じです。小さいスプール全体で力の分散が効率よくできるのです。

これによりコンパクト&タフの両コンセプトを実現しています。

基本スペック

700H700XH
自重(g)150150
ギア比6.38.1
巻き取り量(cm)5976
ナイロン巻糸量(lb/m)14/30〜60、12/35〜7014/30〜60、12/35〜70
ベアリング/ローラ12/112/1

数値を確認してもコンパクトがわかります。自重150gとかなりの軽量化が図られています。また、小径スプールであるためエクストラハイギア8.1であっても巻き取り量が76cmしかありません。

このスティーズの利用用途として抵抗のある巻物などはあまりおすすめしないので、必然的にXHタイプを選択する方が多いと思います。

糸巻き量も決して多いとは言えないので、遠投に使われる方も少ないでしょう。

メリットの裏

小径スプールによりキャスティング初速(回転立ち上がり)がよくなり、軽量ルアーのキャスタビリティは向上。

ボディーも軽量、サイズもコンパクトでパーミングしやすくCTコンセプトはメリットだらけです。

しかし、デメリットも出てきてしまっています。

ブレーキがピーキー!

軽いが故にブレーキセッティングがシビアになっています。

安心を求めるなら少しきつめにセットすれば問題はないですが、最高のパフォーマンスを得るためには投げる物に応じてこまめにブレーキ調整を行う必要が出てきます。

ここはせっかくの高い性能を無駄にすることなく、横着せずにチューニングし利用したいですね。ブレーキングテクも向上するかもしれません?!

まとめ

今回のスティーズは今までとは守備範囲の異なるスペックとなってきました。

ただ、いいものには仕上がっているのは事実なので、きちんと役割を明確にした利用をしたいと思います。

バーサタイルにも使えるようにはなっていますが、オカッパリからの遠投などには他の機種でカバーしそれ以外の領域をスティーズのみで攻めるなどタックル選択が必要です。

みなさまも利用用途を見極めた上で購入検討してみてください!