ルアーやワームには様々な種類があり、さらにその中でも様々なカラーがあります。
そんな中から、みなさんがルアー、ワームを購入する時、どのように考えてカラー選択をしていますか？
特に初心者の方は、どれを選んで良いかわからず、「釣れそう」と言う自分の感覚だけで選んでいる方も多いのではないでしょうか？
この記事では、ルアー・ワームの色の特徴とルアー・ワームカラーの基本的な選び方を紹介します。
ルアーカラーの選択はとても大事
ルアーカラーの選択は、釣果に大きな影響を与えます。
全く同じ状況、条件で同じルアーを使う場合でも、ルアーの色が合っているかどうかで大きく釣果が変わります。
ルアー・ワームの色はフィールド、季節、水質などに合わせ、魚目線で選ばなければいけません。
管理釣り場で釣りをされた経験がある方はわかると思いますが、その場に合っているカラー選択ができているかどうかで、釣果に大きな差がでます。
今ではネット上に様々な情報が出回っていますが、実際にバスからどのように見えているか、状況ごとにどんなカラーを選択すれば良いかは、バスがスレている状況からもカラー選択は永遠の研究テーマでもあります。
そんななか、釣り人はあらゆる要素や経験から総合的に分析した上で、最適なルアーとカラー選択をする必要があります。これはバス釣りの面白さの1つの要素でもあります。
ルアーカラーは釣り人をも惹きつける効果を持つ、重要な釣りの要素だと思います。
ルアーカラーを選ぶために必要な要素
ルアーの色を選ぶために必要な要素はいくつもあります。
また、人によっても考える要素は異なったり、時代によっても異なったりと「これ！」と決まったものはありません。
そのため、最適なカラー選択をするためには基本を抑え、その色はどのような特徴があるかを知っておく必要があります。
カラー選択要素① 水の透明度
カラー選択で一番の要素といえば、まずは何と言っても水の透明度です。
水が濁っていれば魚にルアーの存在をしっかりアピールしないと気づいてもらえないですし、逆に水が澄んでいれば、ルアーを見切ってしまう可能性も高くなります。
・水が澄んでいるクリアウォーターはナチュラルカラー
・水が濁っているマッディウォーターはチャートカラーなど目立つ色
これは1番基本と言っても過言ではなく、これだけ知っておくだけでも十分釣果につながります。
カラー選択要素② 天気（明るさ）
次に天気も重要な要素の1つになります。
天気、つまりは太陽の光による”明るさ”に応じてカラー選択を行います。
・晴れていればシルバーやウォーターメロンなど目立ちすぎない自然界に近い色
・曇り、雨の場合はゴールドやチャート系など少し目立つカラー
時間帯によっても明るさが異なるため、同じ考え方でカラー選択を行うことができます。
カラー選択要素③ 季節
季節によっても効果的な色が存在すると言われています。
例えば有名なところで、春には「赤」が効果的と言われます。
ただ、この季節によるカラー選択は水の透明度や天気などの要素に比べると少し不安定になります。考え方としては、上記2つの要素を基本に補足要素として捉えておくとよいでしょう。
カラー選択要素④ 狙うバスのサイズ
狙うバスのサイズでもルアーカラーが影響します。
やはりでかいバスは警戒心も強く、長生きしている分普通サイズのバスよりも何倍も賢くなっています。そのため好奇心で口を使うことは少ないため、ナチュラルカラーの選択が圧倒的に有効となります。
カラー選択要素⑤ バスの活性
最後はバスの活性です。
バスの活性が低い時は目立つチャート系からなど、活性が高い時はナチュラル系カラーを選択します。冬など活性が落ちる場合はシルバーやゴールドなど目立つメタル系がよく釣れるのも、この要素があるからです。
ルアーカラーの選び方 早見表
基本カラーマトリクスを紹介します。
これさえ抑えておけば、基本的なルアー選択に困ることはありません。これを基本として独自戦略を立てる基にしてみてください。
状況や反応を見て試行錯誤が大事
今回紹介したのはあくまでも基本です。この基本から様々な要素を分析し、適切なカラー選択をしてみてください。