ボート釣りでは複数のセッティングされたタックルを持ち込み、状況に応じた使い分けが可能ですが、おかっぱりからの釣りでは、なかなか3本以上のロッドを持ち歩くのは難しいと思います。
おかっぱりでは、できれば1本で済ませたい!
そんな方におすすめしたいのが、このDAIWA ジリオン sv twです。
今回はこの最高コスパリールを紹介したいと思います。
バーサタイルリールの必要性
おかっぱりをメインに釣りをする方は多いと思います。筆者もたまにボートをレンタルする程度で多くはおかっぱりでの釣りをメインにしています。
※レンタル代がないから丘で我慢してるわけじゃないですよ。。。(泣
おかっぱりから釣りをする場合、少ないタックルで釣行をしたいと誰もが思うと思いますが、多くの方はライトプラグやワーミング用と、スピナベなど巻物用で大体2本を持ち歩く方が多いのではないでしょうか?
そんな方にはバーサタイル性の高いリールが活躍します。
1つのリールでカバーできる釣りの範囲が広いので、少ないタックルでも十分状況に応じた釣りを展開することが可能です!
基本スペック
モデル | 巻取り 長さ (cm) | ギヤー 比 | 自重 (g) | 最大 ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量 ナイロン (lb.-m) | ベアリング (ボール/ ローラー) |
---|---|---|---|---|---|---|
1016SV | 58 | 5.5 | 195 | 5 | 16-40~80 14-45~90 | 8/1 |
1016SV-H | 67 | 6.3 | 195 | 5 | 16-40~80 14-45~90 | 8/1 |
1016SV-SH | 77 | 7.3 | 195 | 5 | 16-40~80 14-45~90 | 8/1 |
1016SV-XXH | 97 | 9.1 | 200 | 5 | 16-40~80 14-45~90 | 8/1 |
ジリオン sv twの発売は2016年になりますが、ギア比のラインナップも豊富で最新機種とも比較して遜色はありません。また、最高ギア比が9.1、最大巻き取り量が97cmとなっていて、最近のメータークラスリールの流れも汲み取っています。
また、ジリオンはDAIWAの中では中級クラスに位置するリールのため、採用されている機能も高級機種に匹敵するものが採用されています。
G1ジュラルミン製SVスプール
まずはネーミングにも使われている機能の1つ、SVスプールです。
アルミ系の最強素材としてスプールに用いられる超々ジュラルミンと比較しておよそ1.3倍の強度を持つ素材である「G1ジュラルミン」製。深溝仕様(14lb.-45~90m対応)でさらに対応ルアーの幅が広がっている。よりフィネス性能をアップさせたい時は、巻糸量をスプールハーフライン以下に抑えると軽量リグが扱いやすくなる。
このsvスプールがこのジリオンをバーサタイルに使えるリールに仕上げています。またスプール径も34mmになっており、回転初速の立ち上がりがよく、軽量プラグのキャスト性能を劇的に向上させています。
TWS(T-ウイングシステム)
そしてもう1つのメジャー機能が知らない人がいないDAIWAの代表的な技術、TWSです。
TシェイプのレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて半回転する機構で。キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、ラインはTシェイプレベルワインドの幅広部を通ってスムーズに放出される。リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、タイトかつ平行に巻き取られる。よく飛び、コントロール性能が上がり、フォールも速く、さらにバックラッシュも少ない。ダイワのTWSはベイトリールのすべての基本性能を向上させる。
多くの説明は不要だと思いますが、TWSの採用により快適なキャスタビリティが提供されていることは間違いありません。
その他にも、
・UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
・90mmクランクハンドル&2BB仕様Iノブ
・大径&ロングアームZAIONスタードラグ/大径クリック付きメカニカルブレーキノブ
・スピードシャフト
・エアブレーキシステム
など多くのDAIWAの代表技術が採用されています。
サミングなしでもバックラッシュなし!
これら全ての技術から、扱いやすさがかなり高い次元で実現されています。
ノーサミングで軽量プラグや、スキッピングも難なくこなしてきます!
これはベイトリール初心者で、サミングがまだうまくできない方にもおすすめできるポイントです。
合わせるロッドのおすすめはM
このジリオンのバーサタイル性能を最大限に引き出すにはロッド選択も重要になってきます。
ここではMクラスのロッドを合わせることをおすすめしたいと思います。
大体のMクラスのロッドでは7〜28g程度のルアーが推奨範囲となってくると思います。
大抵、推奨範囲を超える大きさのルアーになってくると、キャスティングが辛くなり、精度が大幅に落ちてくるのですが、推奨範囲の下2g程度の重量であれば大きな問題はなく利用することが可能です。
5g程度の軽量プラグやネコリグなどから、1ozまでのプラグが利用できれば、十分この1本のタックルで攻めることが可能です。
まとめ
現在の実売価格では26,000〜27,000円程度となっています。この1つで2つのタックル領域をカバーできると考えるとかなりお買い得に思えます。
このジリオンsv twでおかっぱりはもちろん、ボートでも様々な状況に合わせた釣りを展開していくことが可能です。
それぞれ専用の用途に合わせたタックルを作るのも楽しいですが、1つのタックルで様々な釣り方を展開できるこのジリオンは、コンパクトにランガンしていく釣りには必ず重宝します。
ぜひみなさまも検討してみてください。